ある日、いつものように朝起きて、いつものように家を出て、自転車置き場に行き、カゴに鞄を入れて、そこでしばらくぼーっとして……そのまま家に帰った。
早く行かなきゃ電車乗り遅れちゃう。
そう思うのに動けなくて、電車に間に合わない時間にまでなってしまった。
そのまま家に帰った後は、会社へ休むことを連絡し、しばらくはベッドに寝転んでぼーっとしていた。
寝転びながらぼーっとスマホで病院を検索する。
もしもの時に行こうと思っていた病院はその日休みだった。
開いている近くの病院は口コミが怖くて行く勇気がでなかった。
だから予約していなくても行ける病院を探した。
行ってしまえば恐らく休職することになる。
休職することを迷い続けていて、病院もギリギリまで行くかどうか迷った。
結果的に午後になって私は病院へ向けて家を出ていた。
心療内科なんて行ったことなく、不安を抱えつつも、先生と話を始めたら割と早々に泣いてしまった。
最終的には「抑うつ状態 1ヶ月の休職を要する」という診断書を貰うことになった。
診断書を貰っても正直このままなかったことにして次の日だけ休んで、月曜日からまたちゃんと仕事に行くことを考えた。
けれど、正直会社に行くことがしんどくてたまらなかった。
だから、迷った末に会社に連絡して1ヶ月の休職をすることにした。
休職してから10日ちょっと
最初の数日はほとんどの時間をベッドでごろごろとしながらスマホを眺めたりぼーっとYouTubeを見ているだけ。
けれど、会社と関わらなくなったからか他のことをする気力は少しずつ復活してきた。
オンラインのゲーム友達に誘われてしたゲームも、イラストの制作も楽しい。
職場の人が仕事している中、遊んでいることに罪悪感を覚えたりもするけれど、楽しんで遊べているのはいい傾向なのだと思うことにした。
ちなみに、傷病手当金を申請する為にも休職中は仕事を行うことができない。
イラスト制作も小説の執筆も趣味だから黙々と創作するのが楽しくて、メンタル的にもとてもいい気晴らしになるのでしているけれど、休職してからは小説の販売やAdobeStock等に投稿はしていない。
これまで投稿した140点程のイラストや小説がちまちまと購入されていて、もっと稼ぎたいと思わなくもないけれど、今は気晴らしに留め、休職明けにがっつり頑張りたいと思う。
メンタルが崩れる要因のひとつ
恐らく、私のメンタルは副業の稼ぎに大きく左右されると思っている。
元々、副業を始めたのは高校生から専門学生の頃の奨学金500万を返済する為だったけれど、返済を終えてからはほとんどしていなかった。
再開したのは、もし会社から逃げ出したとしても問題がない稼ぎを得て安心したいというのが理由だ。
会社でしんどくなる原因となるものがあったのは確かで、何度も辞めることを考えたけれど、辞めた後の安心を得る前に逃げ出す勇気がない。
私は今、会社を辞めたらしばらく働ける気がしなかった。
新しく人間関係を築く気力がない。
個人的な事情も含め、新しい環境に行くのが怖くて怖くてたまらない。
これは会社でしんどくなったメンタルが回復しても変わらない、子供の頃からずっと付きまとっている恐怖。
だから、きっと今の会社を辞めたらそう簡単には正社員には戻れない気がした。
だからこその副業だった。
けれどその副業での稼ぎがなかなか安心できる程にはならず、いつまで経っても会社から離れられない、もっと頑張らなきゃ、でも……という焦りでどんどんメンタルが疲弊していった。
その結果が今の休職という流れだった。
正直、今この時も稼がないとという思いが強い。
副業の収入こそが一番のメンタルの安定に繋がるところでもあるから、新しく販売開始したりできない今は焦る気持ちがある。
恐らく、私が独身の一人暮らしというのも大きな要因だった。
独身の一人暮らしで、帰れる実家はなく、頼れる人もおらず、自分の稼ぎだけで生きていかなければならないその状況で、正社員の安定した職を失うのは恐ろしく、個人的な事情で次の仕事に行くことが怖くてたまらない私には、辞めることを考えるならどうしても他に収入が必要だった。
この休職期間中は副業ができない焦りで余計にメンタルが沈まないかという不安もある。
けれど、今は遊ぶ気力も出てきたし、できるだけ副業のことを考えないように休み、今後は少しずつ外にも出ていけたらいいなとお思っている。

